Let’s Think Outside of The Box~箱の外で考えよう~

Pocket
LINEで送る

Hi everyone.  こんにちはMakikoです。

Have you ever heard of the term “thinking out side of the box”?
皆さんは「thinking outside of the box」というフレーズを聞いたことはありますか。

日本語に直訳すると「箱の外で考える」という意味になりますが、「型にはまらない」「クリエイティブな」と言ったほうがしっくりくるかもしれません。

以前の記事で、うちの子ども達が通う学校には教科書がない話をしましたが、教科書がない分、先生たちはそれぞれのクリエイティビティが教材や教具づくりに現れているように感じます。

昨日、小学生の息子が持ってきた課題が「サンタクロースに手紙を書こう」でした。

しかし、ただサンタクロースに手紙を書くのではなく、小さい頃に読んだ本や漫画、アニメなどに出てくる「悪者」になりきって手紙を書くのです。

Dear Santa

  • Paragraph1: Tell him what you are famous (infamous) for
  • Paragraph2: Expain why you are not responsible for what people accuse you of.
  • Paragraph3: What Christmas wish or present would you like Santa to bring you? Why?

日本語に訳すと、

サンタさんへ

  • 第1段落: どういうことで名高いのか
  • 第2段落: みんなが非難していることが誤解なのか説明しましょう
  • 第3段落: サンタクロースに何のプレゼントまたは願いをもってきてほしいのか。なぜ。

という3つの段落にわけ、ポイントをしっかり押さえて書かないといけないので、課題としては面白いのですがハードルも高い。

こういうハードルの高い内容でも、学年(年齢)に合わせ、子どもたちの意欲を削がないような工夫がされているところもさすがだな感じました。

これって、「箱」に入ったままだとダイレクトに「サンタクロースに手紙を書こう」になるはずですが、「悪者」になりきり、彼らの言い分も考えさせるという Thinking outside of the box ( critical thinking ともいわれる、考え方の質を上げる)の例ではないのかなと思うのです。

そこで、今日は生徒からクリエイティブな発想を生み出すためのクリエイティブな授業ができないか考えてみます。

教科書は安心材料?

恥ずかしながら私が教壇に立ち始めてしばらくは、教科書を「どう活用するか」よりも「どう先に進めるか」に焦点を当てていたのかもしれません。教科書うまく活用することで、もっと子どもたちのクリエイティブな部分に迫れたのではないかな、と今更ながら考えてしまいます。

確かに教科書があると、年間計画に沿って教科書&文法教材のみでも乗り越えられ「楽」と言ってはなんですが、「授業の準備してない!」と思っても「教科書」があるからと安心していた部分がどこかにあったんだと思います。

もちろん、教科書の内容を説明することに反対だというわけではありません。教科書があれば、家での復習や保護者が子どもの宿題を手助けするうえでとても必要なリソースとなるからです。

しかし、教科書の活用方法をThink Outside of the Boxで考えると、子どもたちの実質に迫った濃い授業の内容になるではないのかなと思うのです。

Thinking Outside of The Box

「型にはまった考え」から脱出する(させる)にはどうしたらいいのでしょうか。

私自身もクリエイティビティに富んでるかと言えば、全然そういうことはなく、「教科書」という「箱」から抜け出すためにあれやこれや試してみた一人です。

私が授業で試してみて、子どもたち(生徒)の反応が良かった例をいくつか紹介します。

彼らが今何に一番興味を示しているか考え、その人、物を中心に話を考える

例えば、自己紹介をするという授業であれば、
“Hi, I am Mike.  Nice to meet you.”  という内容にプラスして話させる。

デジタル世代に彼らがよく使うツイッターやライン、インスタグラムの自己紹介欄に似せた教材を作り、それに書かせる、またはそれに沿った内容で話をさせる。

英語圏の先生が使ったワークシート、テレビのゲームショーなどからアイディアをもらう

オープンソースラーニングの時代、ネットには英語圏の先生たちが実際に作成したワークシートや英語圏のゲーム番組(トーク番組で使われるゲーム)などがたくさん載っています。

コミュニカティブでprompt (即答させる)授業にしたければ、とにかく表現させる。日本のように  ex) 1 teacher vs 38 students という現状でコミュニカティブの活動におけるaccuracy (正確さ)に時間はあまりかけていられないと思うので、accuracyよりもFluencyに焦点をおいてみてはいかがでしょうか。

上は「話す」活動の中での例ですが、ライティングにおいても同じ事が言えるのではないのかなと思います。

実際、うちの子どもたちが通う小学校の英語の時間、小学生のうちからがっつりライティングを行うのですが、そこで先生たちが重視するのはスペリングのaccuracyよりもどれだけストーリーが構成されているかを見ています。

このサイトは、実際各国で英語を教えている先生たちが作成したワークシートが載っています。

実際にその文法表現や言い回しが使われているテレビのシーンや動画を短時間見せて考えさせる

ALTの先生が常勤されている学校ならば、ALTとJTEの会話をデモンストレーションで見せることもできますが、そうでない場合はテレビのシーンや歌のフレーズから文法の内容を確認したり、何を言っているのか考えさせるのも一つの方法です。

ここでは、映画やテレビのワンシーンを教材にしていますが、その一部だけを見せて考えさせることもできます。

子どもたちが聞いている洋楽や海外ドラマや映画などからヒントを得ると、教科書にスパイスを加えたオリジナルの授業が組み立てられるはずです。

スカイプなどを活用して海外とつなぐ

最近、「スカイプアソン」というタイトルで学校を海外とつなぐという企画をしていたのをご存知ですか。

ここ数年毎年やっているようなのですが、私もこの企画を知っていたら子どもたちに「海外旅行」をさせてあげられたのにとリサーチ不足だったことに気づかされてた瞬間でした。「このスカイプアソン」は別に英語の授業じゃなくても活用可能ではないでしょうか。

海外とつなぐ=英語の授業は「inside of the box」です。繋がった時の生徒の喜び、伝わった時の嬉しそうな顔は見ている側も嬉しいものがあります。

もし、英語の授業で海外とつなぐとなると、実際に英語を話してコミュニケーションをとらないといけないことになります。先生が話すのか、生徒に話させるのかなども考慮にいれ、計画をするといいものになるはずです。

これは私が実際にスカイプで海外とつないで授業した時のものです

普段「英語なんてどーでもいいや」なんて思っている子たちもどうにかして自分が言ってることをわかってほしいと思うから必死に努力し、もどかしい思いをすればするほど「今度こそ」と思ってチャレンジをするのではないでしょうか。

現実味を帯びた実践の場を与えることは、教える側の私たちにとっても新しい学びがあることで、また生徒たちにもいい刺激が与えられるのだと思います。

なぜリアリティにこだわるの?

「外国に行かない限り英語なんて使わないでしょ」「数学なんて大人になって実際に使わない」っていうコメント聞いたことありませんか。

前者は英語でつまづく子どもたちがよく発言する言葉。後者は私が中学生時代に思っていたことで(笑)(公式覚えて問題解いてという授業が面白くなくて数学に対して興味がなくなり、後で後悔しても時遅しというパターンです)

実際、どういうところで使えるのか、そういう機会がおとずれるのか、使うチャンス、使っている場面を見せることでよりリアリティが高まると思います。

BusyTeacherというサイトでも、実際に「見て、触って、感じて」ができればより効果的だと書かれています。

 

実践活動を通してよりリアリティに近づけた体験できればできるほど、スパイスのきいた授業になるのではないのかなと思っています。

 

きっと私がこの記事で長々というまでもなく、多くの先生方がもう試されていることだとは思いますが、リアリティ性があればあるほど、子どもたちは自分たちの持っている発想や考えを共有してくれます。

「教科書」の表現方法にプラスアルファで子どもがエキサイトできることがあれば、彼らの意欲向上につながるのではないでしょうか。

I mean, isn’t that why we became teachers in the first place? To inspire and to be inspired.

いかがでしたか。

 

Thanks for reading and see you again soon!


今日の一言


Thinking outside of the box (ティンキング アウトサイドオブ ダ ボックス)

-Mrs. Brown, why can Jonny write so many cool stories?
-Well, it’s becuase he’s always thinking outside of the box.

 

Pocket
LINEで送る

About Makiko

Hi everyone! My name is Makiko. Thank you for vising my page! こんにちは、Makikoです。 ブログに足を運んでいただきありがとうございます。 アメリカでの生活、教育、文化情報などシェアしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。